ソフトバンクは2日、米国のインターネット動画配信サービス会社、Ustream(ユーストリーム)(本社・米カリフォルニア州)に資本参加すると発表した。ネットの動画関連サービスの強化を図るのが狙い。2011年7月までに総額7500万ドル(約67億5000万円)を出資し、同社株30%強を取得して筆頭株主となる。
ユーストリームは07年3月に事業を開始し、パソコンだけでなく、アイフォーンなどのスマートフォン(高機能携帯電話)向けに、ライブ(生中継)の動画を配信・視聴できるソフトウエアサービスを提供する。世界で月間5000万人以上が利用し、米国ではオバマ大統領が選挙時に活用したことで知られる。
孫正義社長は2日の決算会見席上で「ユーストリームは、誰もが映像を生放送でき、放送局になれる画期的なものだ」と出資の意義を強調した。
ソフトバンクはユーストリーム社に1月29日付で約2000万ドル(約18億円)を出資し、同社株13.7%を取得。11年7月までに追加出資し、出資比率を30%強まで高め、グループの傘下におさめる方針だ。
【関連記事】
・
ドコモ山田社長「iPad、前向きに取り組みたい」 ・
ライブドア、“クラウド的”サービスを3月開始へ ・
産経の経済ニュースを携帯に送信 ソフトバンク ・
携帯電話で学力低下、教育現場での功罪 ・
グーグルOSアンドロイド携帯、iPhone切り崩すか ・
【中医協】安全な麻酔管理体制を評価(医療介護CBニュース)・
<1票の格差>衆院比例ブロックの定数配分は合憲 東京高裁(毎日新聞)・
トヨタ社長会見の一問一答(時事通信)・
<参院代表質問>「党内の民主主義は健全」鳩山首相(毎日新聞)・
名古屋の3人死亡ひき逃げ、ブラジル人の男送検(読売新聞)